
おしらせ&コラム
2025.3.24
製造業において組織図は必要?理由を3つ紹介!
組織図があることで、指揮命令系統の状況や部署間の関係性などが一目でわかります。
また、組織内の業務の流れを始め、図で端的に示される分、仕事がとてもしやすくなる特徴もあるのです。
本記事では、以下の内容をまとめました。
・製造業において組織図は本当に必要?
・製造業において組織図が必要な理由
・製造業における適した組織図の種類とは
・製造業における組織図の作り方とは
ぜひ最後までご覧ください。

製造業において組織図は本当に必要?

結論から言いますと、製造業において組織図は必要です。
そもそも組織図は、企業の中身を視覚的にまとめたものであり、いわば地図のようなものと言えます。
例えば、社長を含めて社員が数人程度であれば、全員が複数の業務を担当するケースが多く、組織図の意味はないでしょう。
しかし、社員が増えていけば、誰が何をするのかという役割分担があやふやとなり、どの部署が連携をしていくべきかがわかりにくくなります。
そこで組織図を作ることで、役割分担の状況を整理して、明確にします。
特に製造業は、研究開発・生産・品質管理・営業・マーケティングと事細かに部署を分ける必要があります。
それぞれを独立させるのか、もしくは大きな部署を1つ作って傘下に複数の小さな部署を入れていくのかといったことを考えなければなりません。
こうしたものを端的に示し、指揮命令系統などをはっきりと示すために必要なのが組織図なのです。
製造業において組織図が必要な理由

製造業において、組織図が必要な理由は大きく分けて3つ存在します。
本項目では、製造業において組織図が必要な理由についてまとめました。
効率的な生産体制の構築と業務プロセスの最適化
製造業では、複雑な生産工程のほか、複数の部門が関与するのが一般的です。
そのため、組織図を作成することで、各部門の役割や責任が明確となり、生産工程の効率化にもつながります。
組織図があると、どの部門がどの工程を担当しているのかが端的に見て分かりやすく、ムダを省き、責任の所在もはっきりとします。
部門間で連携が必要となる場合でもスムーズに行えるようになり、生産性の向上と品質管理の強化につなげられます。
組織図は一度作ったら変えてはいけないものではありません。
企業の在り様に合わせて定期的に更新していくことで、組織構造の最適化を図れます。
コミュニケーションの向上と情報伝達の効率化
組織図があることで、部署間の上下関係や横のつながりがわかります。
指揮命令系統を始め、トラブルが起きた際にどこに連絡をするべきかもわかるので、情報伝達のスピードが向上します。
製造業の場合、生産の現場、従業員などの管理、営業など、複数の部署で構成され、それぞれの部署をつなぐようなコミュニケーションの取り方が必要です。
組織図の存在によって、関係性が見えやすくなり、円滑な情報共有と意思決定が可能になります。
また、外部から見て、会社の構造や従業員の役割分担などが見えやすいのも特徴的です。
人材管理の最適化とコンプライアンスの遵守
製造業では、従業員を適材適所で配置していくことが求められます。
組織図があることにより、現時点での人員配置を始め、効率的な人材管理につなげやすくなります。
製造業においては、安全性や品質管理も当然重視されるため、組織図の中にコンプライアンス体制が示されることで責任の所在がより明確になるでしょう。
コンプライアンス委員会などを設置し、何かあれば社長に直通するような形にしてあれば、組織図で示すことにより、外部に対してコンプライアンスの遵守に力を入れていることをアピールできます。
製造業における適した組織図の種類とは

組織図の種類は大きく分けて7つあると言われていますが、その中で製造業に適した組織図は3つあります。
本項目では、製造業に適した3つの組織図についてまとめました。
ピラミッド型組織図
ピラミッド型組織図は責任の所在が明確になりやすい組織図です。
製造業では製造工程のラインをいくつも管理する必要が出てくる場合がありますが、その際にピラミッド型組織図だとわかりやすくなります。
製造業では、生産効率を高めることや品質管理、安全性などの観点から、指揮命令系統を明確にすることが求められます。
ピラミッド型組織図はその明確さが出やすいため、製造業に適した組織図と言えるでしょう。
マトリックス型組織図
マトリックス型組織図は、職能や部門をまたぐ形でプロジェクトの進行が行えるため、新製品開発や生産性向上の取り組みに適しています。
製造業では、複数のプロジェクト、生産ラインに合わせて柔軟な対応が求められます。
職能別・製品別というように組織図を用意し、クロスするような構造にすることで、指揮命令系統が複数あり、柔軟に業務が行えるようになります。
社員も特定の部門のみに所属するのではなく、複数の部門に所属して働けるような形となり、フレキシブルに動きやすくなるのもマトリックス型組織の特徴です。
それを示したものがマトリックス型組織図です。
事業部制組織図
事業部制組織図は、企業にある事業部門を独立させ、その傘下に多くの部署を配置していくような組織図です。
製品の種類や地域ごとに事業部を編成し、事業部ごとに権限を与えることで、変化に対応しやすくなります。
そうした事業部制組織は、製造業の多角化やグローバル展開を目指す上で大事な枠組みです。
その枠組みを端的に示したものが事業部制組織図です。
製造業における組織図の作り方とは

新たに組織図を作る場合には、前もって作り方を把握しておくことが必要です。
特に製造業の場合、適した組織図があるので、適した組織図の作り方を把握しておくことが求められます。
本項目では、製造業における組織図の作り方をまとめました。
組織図作成の準備と目的設定
製造業における組織図作成の第一歩は、なぜ組織図を作るのかという目的の明確化です。
組織図を作る目的として、例えば、生産効率の向上を図りたい、品質管理を徹底したいというように、具体的な目標を設定します。
次に、組織図に含める範囲を決定します。
全ての部署や従業員を対象とするのか、経営に関連する部分を対象とするかなどを考え、組織構造を選択するという流れです。
ピラミッド型、マトリックス型など適した組織を模索し、決めていきます。
情報収集とツールを使用した作成
組織図作成の次のステップとして、各部門や従業員の情報を収集することが挙げられます。
製造業では複数の部門に分かれており、その部門ごとに情報を収集していく流れです。
収集した情報をベースにして、実際の組織図作成の作業に入り、ツールを用いて組織図を作成します。
表計算ソフトで作れる一方、Canvaのようにより視覚的にわかりやすく、デザイン性にあふれた組織図も作れるため、見た人に与える印象まで考慮して作成できます。
組織図の確認と更新
完成した組織図は、関係者に確認してもらうことが重要です。
製造業では、生産現場の実態と組織図がマッチしているかを慎重に確認する必要があります。
そして、組織図を作ったらどのようなタイミングで更新するのか、頻度などを含めて決めていき、定期的に確認・更新を行います。
まとめ

組織図は人数が少なく把握できる状態であれば、必要性は乏しいと言えます。
しかし、企業として成長を考え、発展を検討するとなると、組織図はすぐに整備すべきものと言えます。
自社の組織の在り様に合わせて、組織図を作り、活用を目指しましょう。
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